様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その2

トレードのロジックはシンプルでも十分なのか?

前回の「その1」では、一目均衡表の基準線、転換線、この2本だけを用いたトレード手法を解説いたしました。

トレード手法は、トレードに参加している人の数だけ存在すると言っても過言ではないほど様々です。

しかし、資金を積み上げるために必要な手法とは、シンプルで誰にとってもわかりやすいものであるべき、そう私は考えます。

シンプルではないトレーディング手法を用いることが間違いということではありませんが、その場合は仕掛けや手じまいのプランをより詳細に設定しなければなりません。

そうでないのなら、相場の状況次第で自身のトレーディングプランの軸がずれてしまい、予期せぬ損失にみまわれてしまうでしょう。

先行スパンを付け加えてプランを立てる

さて、前回は一目均衡に慣れ親しんでもらう意味もあってシンプルすぎる手法を採用しました。

今回の「その2」では、先行スパンも付け加えた手法をご紹介いたします。

エントリーポイントは前回同様、ローソク足が転換線と基準線を共に完全に上に抜けたことが確認できたとき、イグジットは、ローソク足が短期線である転換線を下に割り込んで終了したとき、このように設定することにいたします。

では、図①ドル円日足のチャートをご覧ください。

図①-実際のチャート図で御覧ください
一目均衡表

前回と違う点は、2本表示されている先行スパンで挟まれた灰色の部分が表示されているという点です。

この灰色の部分をトレーダーたちは俗に「雲」と呼んでいます。

以前説明しましたとおり、先行スパンは上限線、下限線どちらも、転換線と基準線とで得られた数値から計算された後に、26本分右へずらした線です(詳しい計算内容は「一目均衡表とはその2」をご参照ください)。

雲との位置関係を意識する

つまり、ローソク足やそのヒゲが雲に触れている状態、内部に含まれている状態(図①のチャートでは茶色の枠で囲ってある部分がその状態にあたります)とは、相場のトレンドが弱い状態といえます。

逆に、雲の上や下に完全にローソク足が存在している状態は、相場のトレンドが強い状態といえます。

トレンドフォロー型のトレードは、現在の相場のトレンドが強いか弱いか、それを知ることはとても重要です。

なぜなら、チャートからトレンドが強いと判断できたならば、その強い方向に乗ってポジションを保有することが、利益を最大化するため近道だからです。

最後に図②のチャートも表示させておきます。

一目均衡表

このチャートは前回「その1」で用いたものです。

図①、図②それぞれのチャートを見比べて、図②では4回売買していますが、その中で不要なトレードがどれだったのか、予想してみてください。

次回、その答え合わせと「雲」を用いたトレード手法について具体的に解説いたします。

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助ジロウ

助ジロウ

〇FX歴15年 〇テクニカル分析の知識が豊富 〇知人以外には教えていない独自分析がある

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