トレンドラインでブレイクを見極める

トレンドラインによる決済対応

トレンドフォロー型のトレードをするにあたり、資金を積み上げていくためには、トレンドに沿って売買しなければならないことは、今までにも述べたとおりです。
トレンドは継続する性質があるのですが、当然のことながら一方向にだけ動き続けることはありません。
相場においてトレンドはやがて終息し、いずれ反転いたします。
詳細については、ブレイクアウトの項目にてご説明させていただきますので、今回はブレイク時の対応、またダマシの対応について、解説させていただきます。

では、図①ユーロドル30分足をご覧ください。

図①-実際のチャート図で御覧ください

図①では、1ユーロ1.17550ドルと1.17700ドルとの間にレンジが形成されています。
その後、ローソク足Aが完全にレンジを抜け切ったことを確認したところで、1.17775ドルで買いのポジションです。
トレンドラインは、レンジ下限の1ユーロ1.17550ドルを折り返したオレンジの円を起点に、やはり下から上への折り返しであるオレンジの円を結ぶことで形成されていると判断できます。
こうして上昇トレンドを確認することができましたが、1ユーロ1.18000ドルを越えた付近からトレンドの勢いが弱まり、ローソク足Bで先ほど引いたトレンドラインを完全にブレイクしたことが確認できました。

大きな損失発生!それは決済の迷いでは?

ここで手じまいですが、そうしなかった場合どうなるでしょうか?
予想してみてください。
図①から9時間経過した後のチャート図②です。

図②-実際のチャート図で御覧ください

買いポジションを持った1ユーロ1.17775ドルを割り込み、1ユーロ1.16400ドルの値まで下落しました。
このように、トレンドブレイク後の反転により利益がなくなるどころか、大きな損失を生んでしまう場合もあるのです。
最後に、図③ユーロドル日足です。
図③-実際のチャート図で御覧ください

下への折り返しのグリーンの円を結び、下降トレンドが形成されています。

トレンドラインでダマシ?ローソク足に注目!

ここで注目すべきはローソク足Pです。
ローソク足Pは一時ですが、1ユーロ1.13000ドルの価格をつけています。
騙しの典型的な例ともいえるチャートですが、トレンドラインに触れたら手じまいするというトレーディングプランでトレードしていたのなら、問題ないことです。
しかし、ローソク足が確定してからトレードするプランを立てていたにもかかわらず確定する前に慌てて手じまいする、またプランに反して仕込んでいた売りのポジションを手じまいした後、買いのポジションへ慌ててドテンしてしまうと、大きな額の損切りを余儀なくされてしまうということになるのです。

The following two tabs change content below.
助ジロウ

助ジロウ

〇FX歴15年 〇テクニカル分析の知識が豊富 〇知人以外には教えていない独自分析がある

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. このパターンは多くの方が知っていると思いますが、実際にトレードで使っていますか? このパターン…
  2. このローソク足の組み合わせパターンも強力です。 メインの手法と組み合わせて積極的に取り入れてみ…
  3. 重要な節目近くで特に有効なローソク足のパターンをご紹介します。 これは応用するとかなり使えるパ…
  4. 次に天井といえばこれが有名ですよね。 ローソクの組み合わせではこちらも有名 このパターン…
  5. ローソク足の分析でFXでも通用すると思われるパターンをご紹介いたします。 まずは天井を示唆する…
  6. [su_heading style="flat-blue" size="22"]小陰線[/su_he…
  7. [su_heading style="flat-blue" size="22"]小陽線[/su_he…
  8. [su_heading style="flat-blue" size="22"]大陰線[/su_he…
  9. テクニカルの基本であるローソク足について解説してみたいと思います。 まずはローソク足単体での類…
  10. トレードは自由です…。 あらゆる制限を越えて向き合うことが出来ます。 ただし制限のない怖…

トレーダーのご紹介

FX教材ランキング

自動ラインツールで使えるのは?

ピックアップ記事

  1. FX商材の特典
    はい、なかまるです。 タイトルの通り新たな企画です。 今だけ、FX情報商材が無料です。 …
  2. 金利政策発表のインパクトについて 早速ではございますが、図①ドル円日足チャートをご覧ください。 …
  3. トレンドの強弱を把握していますか? 前回「その3」では、文章の最後に不要だったトレードの答えだ…
  4. チャートのイメージ画像
    自動で引かれるトレンドラインのツールを1時間足と5分足で比較してみました。 参考記事⇒自動トレ…
  5. 最近では当たり前のように取引は電子化されていますが、それによって大きく変わったのが個人投資家が大幅に…
ページ上部へ戻る