管理人のなかまるです。
今回のお題では、まだトレードスタイルの固まっていない初心者の方へのコラムとなります。
実際に多くの方はトレードを始める際に「お金儲け」が動機だと思いますが、いざ取り掛かってみると「なるほどおもしろい」と、ついついゲーム感覚に引き寄せられた事もあったかと思うのです。
もちろんトレードとの付き合い方は自由です。
ビジネスとしての取り組む
しかしお金を稼ぐつもりでいるならば、ビジネスとして取り組まない限りは当然ですが長期的な成功は難しいと思います。
ビジネスであれば当然自分の都合で稼げるほどあまくはありません。
初心者のうちに気をつけなくてはいけないひとつが、自分の都合でトレードを行なうことです。
取り組み方のポイント
ビジネスとして取り組む際のポイントとして、見習い期間中である初心者のうちは基礎を一定のルールのもと規律をしっかりと身に付ける事が大事です。
つい覚えたことを試したくなるのは分かりますが、あれこれ試すことで矛盾したトレードが、さらに新しいテクニカルを求める求道者になりかねません。
初心者の陥りやすい事例
基礎となる一定のパターンを身に付けるまでにある程度勝ったりしてしまうと、自分の直感を過信してしまう事が多いので注意が必要です。
例えば野球を覚えたばかりの少年がすぐにバットを振り回す事に夢中になり、本来の目的であるゲームで勝つことを見失う事に似ているかもしれません。
その結果よくある事例として以下に陥ると言われています。
・直近偏向の罠
一定の期間損益による優位性よりも最近の勝ち負けの影響を重視する
・損失回避の傾向
一貫性の無いトレードゆえに「恐怖」が生じ、やがて利益を得るより損失を避けるようになる
…に陥る結果になりかねません。
やはりある程度の経験を積むまでは、完全な裁量で行なうトレードよりも一定程度にルール化をしたほうが良いと思います。
以上、今日のコメントでした。