最も優れたトレード方法とは

最も優れたトレード方法は存在しているのでしょうか。

無名であれ高名であれ、あらゆるトレーダーは自分が優れていることを証明しようと、
今も尚休むことなく無数の人々がチャレンジしています。

きっとこれを読んでいるあなたもそうではないでしょうか?

えっ…違いますか?失礼しました(笑)

ちなみにFXの情報商材や掲示板で最も優れたトレード手法は探せると思いますか?

例えば負けてばかりのトレーダーAさんは、ある時究極の方法を思いつきました。

負けないための両建てです。

うーん…これはけっこう思いつく人が多いですよね。

少々インテリなトレーダーBさんは、土星の位置や太陽の黒点活動と通貨の相関を調べていました。

ある時とうとう相関性を発見しました。

うわっすごいっ(笑)。これはさすがにいないですよね(笑)。

ちょっと面白い実際にあったエピソードもご紹介します。

高名なトレーダー家族であるヒル家のエピソードです。

ヒル家はトレーダーでもあり農場経営者でもありました。

ある時いつも通りトレードをしていると、牛たちが北の牧草地へ向かうと、
小麦価格が上昇することに気づきます。

偶然であろうと思っていましたが、何度も偶然が重なりました。

やがて確信するようになり、ついに究極のトレード手法を手に入れた事による興奮は、
抑えることが出来ませんでした。

そこでこの現象を調査しようと博士号を持つ農学者に依頼をします。
しかし数ヶ月雇っても一向に結果の出ない農学者を解雇しました。

かわりに2人の学生を雇って、小麦を買うタイミングにあわせて、
牛たちを北に連れて行かせたそうです。

これって笑えますよね。
しかし、しかしこのエピソードはあの実力者であるジョン・R・ヒルや、
ランディ・ヒルのヒル家ですよ。(笑)
知らない人はヒル家をググッてみてください。

上記のエピソードを参考にすると以下の教訓が思いつきますよね。

「最も優れた究極のトレード方法」は思い込みであった!(笑)

教訓:教材の販売ページなどで、誇大広告にはあまり反応しないようにしましょう。(笑)

 

About なかまる

〇FX歴8年 〇20代前半に起業 〇ユニークな視点から相場を語る

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