トレードスタイルの選択について
私のトレードは、トレンド系、オシレーター系テクニカル指標の分析を軸としています。
そこから得られた情報を活用し、ポジションを保有するのかポジションを整理するのか、その判断をいたします。
もしくは、今の時間帯はトレンドフォロー型のトレードをするにはふさわしくない、ということが判断できれば、トレードを見送るということも厭わないです(もっとも、トレードを見送るという決断ができるかどうか、ということが一番難しいのですが)。
そのため、ファンダメンタル分析や経済指標の結果から、仕掛けをしたり手じまいをしたりする、ということは全くありません。
要するに、テクニカル分析のみに集中してトレードを行っております。
ファンダメンタル分析を取り入れない理由
知人のトレーダーとトレーディングに関する談義をすることがあります。
先ほど書いた内容を話したとき、非常に驚かれる場合もありますし、全くもってその通りだ、と言っていただける場合もあります。
読んでいる皆様には、間違って認識していただきたくないのであえて書かせていただきますが、ファンダメンタル分析は価値がない、と言っているわけではありません。
私のトレードは、ポジションの保有時間が短期です。そのため、私のトレーディングプランにファンダメンタル分析を取り入れたとしても、取り入れなかったとしても、トレードの結果は変わりがない、ということなのです。
情報は多いほうが良いのか?
せっかくファンダメンタル分析できる環境もあるのだから、できるだけ多くの情報を取り入れた方が、より一層勝率をあげることができるはず、と思う方もいらっしゃることでしょう。
そう思われる方のために、具体例を取り上げながら説明させていただきます。
為替市場においては、大きく値が動く要因として【雇用統計による雇用情勢の発表】【中央銀行による金利政策の発表】の2点があげられます。
また、株式市場においては、【企業の業績や財務状況の発表】【増資】が主にその要因にあてはまるでしょう。
次回「テクニカル分析を重視する理由その2」では、実際のチャートと合わせながら、この項目について解説させていただきます。