トレードのロジックはシンプルでも十分なのか? 前回の「その1」では、一目均衡表の基準線、転換線、この2本だけを用いたトレード手法を解説いたしました。 トレード手法は、トレードに参加している人の数だけ存在すると言っても過言ではないほど様々です。 しかし、資金を積み上げるために必要な手法とは、シンプルで誰にとってもわかりやすいものであるべき、そう私は考えます。 シンプルではないトレーディング手法を用いることが間違いということではありませんが、その場合は仕掛けや手じまいのプランをより詳細に設定しなければなりません。 そうでないのなら、相場の状況次第で自身のトレーディングプランの軸がずれてしまい、予期せぬ損失にみまわれてしまうでしょう。 先行スパンを付け加えてプランを立てる さて、前回は一目均衡に慣れ親しんでもらう … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その2
インジケーター
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その1
一目均衡表を深く理解すれば活用できる 一目均衡表とはどのようなものなのか、2度にわたり説明いたしました。 今回からは、実際のトレードでどのように活用するかを解説してまいります。 私が実践で活用しているということもあり、一目均衡に関しては深い話になります。 理解するには難しいと感じるかもしれません。 ですが、何度も記事をお読みいただいて、皆さまにとってどの手法が最適かご検証いただき、ご自身のトレードの助けとしてください。 では早速、図①ドル円日足のチャートをご覧ください。 これは以前「一目均衡表とは」の項目で紹介したチャートです。 このチャートでは、転換線から基準線、先行スパン上限下限、遅行線まで全5種類のラインを表示させています。 がしかし、トレード歴の浅い方にとって、このチャートからどこで … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その1
様々なテクニカル指標 一目均衡表とは その2
一目均衡表をさらに理解する 前回に引き続き、一目均衡表に表示されている線について説明いたします。 転換線とは 図①をご覧ください 転換線(採用するローソク足9本)=(最高値+最安値)÷2 で表されるラインです。 現在、地点Aのローソク足がアクティブな状態だとします。 そのローソク足から9本分さかのぼったものが採用されます。 図①では赤枠でローソク足9本が囲ってあります。 その赤枠のうちで最も価格が高かった地点Bが最高値(1ドル114.900円)、最も価格の低かった地点Cが最安値(1ドル111.100円)となります。 よって、転換線として表示される価格は、(114.900円+111.100円)÷2=1ドル113.000円です。 転換線は、採用されているローソク足が基準線より少ないです。 つまり、移動平均線 … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表とは その2
トレンドライン ブレイクアウト活用法 その1
何故ブレイクアウトは発生するの? これまでにトレンドラインのブレイクに関してご説明しました。 ところで、このようなブレイクアウトはなぜ発生するのでしょうか? その理由はいくつかありますが、発表された経済指標が市場の予想とは大幅に異なっていたから、テクニカルの側面から注目すべき水準を越えたから、などが挙げられます。 相場には、前回の高値安値、トレンドライン、チャネル、キーナンバーといった重要な水準に引き寄せられる特徴があります。 これらを知ることで、ブレイクアウトがどのように起こるのか、予想することができるのです。 高値、安値のブレイクアウト 言葉だけで説明しても難しいかもしれませんので、まずは図①ドル円日足のチャートをご覧ください。 5月上旬に1ドル103円の価格をつけて以降、8月 … [Read more...] about トレンドライン ブレイクアウト活用法 その1
ダブルボリンジャーバンドの活用法
トレンドとレンジの見分けるために ボリンジャーバンドの解説は助ジロウさんの記事で詳しく説明してあるので是非ご覧下さい。 ボリンジャーバンドはトレンドラインを見つけるのにとても有効ですが、FXの値動きは比較的に幅広いので、通常のボリンジャーバンドではトレンドとレンジの見分けがしにくいという難点があります。 そこでおすすめするのがダブルボリンジャーバンドの活用です。 ダブルボリンジャーバンドの活用 通常のボリンジャーバンドは±2標準偏差と25本移動平均線を使用しますが、ダブルボリンジャーバンドはそれに±1標準偏差を追加したものになります。±1標準偏差を追加することにより、レンジとトレンドの見分けがしやすくなります。 実際にチャートで見てみましょう。 青い線が±2標準偏差で、白い線がダブルボリンジャー特有の±1標準偏差です。 … [Read more...] about ダブルボリンジャーバンドの活用法