距離を具体的に数値化させる 移動平均乖離率に関するテーマの続きです。 https://kakak.net/fx39/ まずは、前回の終盤に提示しましたドル円1時間足チャートからご覧ください。 チャート図1 ぱっと見て(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の矢印のうち、どれが長くどれが短いかわかりましたでしょうか? それでは、移動平均乖離率も一緒に表示させた次のチャートを見てみましょう。 チャート図2 ローソク足の下に表示されている移動平均乖離率より(Ⅱ)(Ⅲ)が同じ-1.350%で、最も長いということが、このチャートからわかりました。 移動平均線と現在の価格との離れ具合から、トレンドの強さを判断するようなトレーディングプランを組んでいるのなら、いちいちローソク足と移動平均線との距離を計算 … [Read more...] about 様々なテクニカル指標(オシレーター系) 移動平均乖離率 その2
トレードに対する心構え トレードに必要な資金 その4
投入すべき資金額を増減させるための手法に関するお話の続きです。 前回の内容では、どうなったら投入資金額を減額すべきか、そのポイントを解説いたしました。 減額手法を用いることで損失を回避する 前回説明したような減額手法を用いることで、当初の資金総量「100」、投入資金額が「40」のとき、資金の総量が「100→40」にまで減少させてしまう、というような取り返しのつかない損失を抱える状況から、回避することができます。 資金が減ってしまった場合のことばかりでは、ウンザリしてしまいますね。 ここで、図①をご覧ください。 資金総量「100」、投入資金「40」でトレードしていたけれども、仮に総量が「80」になってしまったとしましょう。 この場合、投入資金を80の40%である「32」へ減額します。 … [Read more...] about トレードに対する心構え トレードに必要な資金 その4
熟練トレーダーになるための思考法 利益と知識と その1
勝つために必要な2つのポイント トレードに取り組むうえで、必要不可欠なことが2つあります。 一つは、トレードを通じて利益を上げ、資金を増やし続けること。 もう一つは、利益を上げ続ける(資金を増やし続ける)ために、知識を求め続け、その量をふやすことです。 これからトレードにチャレンジしようとしている方も、すでにチャレンジしている方も、このことは絶対に忘れてはなりません。 一番に伝えたかったため、今回は最初に結論を書かせていただきました。 さて、ここでひとつ質問です。 これを読んでくださっている皆さんは、どうしてトレードに興味を持つことになったのでしょうか? つまり、トレードをし始めようと思い立った動機です。これに関しては、ほとんどの方が「トレードを通じて利益を出したい」という気持ちからでしょう。 かく … [Read more...] about 熟練トレーダーになるための思考法 利益と知識と その1
様々なテクニカル指標(オシレーター系) 移動平均乖離率 その1
使いこなせば便利!移動平均乖離率 今回は、移動平均乖離率(かいりりつ)のご紹介です。 乖離率なんて難しい言葉が使われておりますが、要は、移動平均線とローソク足の終値が、どのくらい離れているか、ということを知るためのツールです。 オシレーター系テクニカル指標として、以前「ADX」を解説しました。 ADXは、14本分のローソク足を参考に数値化されています。 そのため指標の反応速度は、緩やかなものとなります。 敏感な反応は使い方次第 一方、今回ご紹介する移動平均乖離率は、ローソク足が確定する都度、移動平均線とどのくらい離れているのかを知る指標です。 つまりローソク足1本ごとに、指標の数値が確定されることなるため、ADXに比べ反応は敏感になるのです。 ここで、気をつけてい … [Read more...] about 様々なテクニカル指標(オシレーター系) 移動平均乖離率 その1
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その7
遅行線はオシレーター的な性格を持ち合わせている 前回に続き、一目均衡表「遅行線」の活用法の解説です。 前回の最後で、相場にトレンドが発生しているかどうか、ということを知るのが重要だと書きました。 この文章を読んでいて「おや?」と不思議に思われた方、トレーダーとしては鋭い感性をお持ちと言えます。 この「様々なテクニカル指標」の項目では、トレンド系テクニカル指標を中心に解説しています。 そのためオシレーター系ツールの解説は、別の項目です。 しかし、遅行線について一通りなぞりましたが、遅行線とは相場のトレンドが強いか弱いか、を表す【オシレーター的性質】を持っているのです。 遅行線はオシレーター的性質を持ち合わせている ではここで、遅行線がいかにオシレーター的性質を持ち合わせているのか、図①のチャートと共に説明いたしま … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その7