FXで勝つために必要な3つの要素があります。
これらはどれかひとつでも欠けていてはいけません。
今回は3つのうちの一つ、「リスク管理」についてみていきます。
ちなみに常勝トレーダーは、必ずリスク管理を行っています。
リスク管理には
・資金管理
・サーバー落ちリスク
・通貨リスク
などの項目がありますが、今回はその中でも一番大事な「資金管理」についてみていきます。
資金管理の基本について
FXにおける資金管理とは、「損を限定する」ことです。
つまり資金に対してどれくらい損(リスク)を受け入れるか、ということです。
パーセントで表示するとわかりやすくなります。
今の総資金を100%として、1トレードに何%リスクを取るか決めます。
例えば、25%のリスクを取った場合、4連続損切りにかかると破産してしまいます。
25%はリスクを取りすぎだと言えます。
それでは最適なリスク上限はどのくらいなのでしょうか?
資金管理をするうえでおすすめのリスク上限は「2%」です。
つまり、どんな手法でも1トレードのリスクは最大2%しかとらないようにします。
これを「2%ルール」と言います。
資金が100万円の場合、2万円以上損が出ないようにするということです。
そのためには、適切なストップの設定をしなければなりません。
ここでは、2通りのストップ方法を紹介します。
テクニカルストップ
エントリーの根拠がなくなってしまう位置に損切りを置く方法です。
トレンドラインのブレイクでエントリーしました。
ストップは直近の安値に置きます。
この時、エントリー位置からストップまで10pipsでした。
ここから、ストップにかかったときに総資金の2%に収まるようにlotを調整します。
資金100万円を例に説明します。
100万円×2%=??lot×10.0pips
この計算から、最大20lotまでエントリーできることがわかります。
マネーストップ
ストップを置く節がない、または分割エントリーを前提としてストップを置く方法です。
総資金の2%が減ったところで損切りします。
分割エントリーの場合、エントリーするたびにlotが増えるので、だんだん価格とストップの幅が小さくなります。
Lotが大きすぎるとすぐにストップにかかってしまうので、ストップ幅とのバランスを見ながらエントリーしてください。
まとめ
どんなに優れた手法を持ち、どんなに強靭なメンタルを持っていても、資金管理ができなければ必ず破産の道を辿ります。
勝つことへの視点も大事ですが、リスク管理は重要です。
FXで常勝するために、2%ルールを覚えてしっかりと資金管理をしましょう。