トレードスタイルの選択について 私のトレードは、トレンド系、オシレーター系テクニカル指標の分析を軸としています。 そこから得られた情報を活用し、ポジションを保有するのかポジションを整理するのか、その判断をいたします。 もしくは、今の時間帯はトレンドフォロー型のトレードをするにはふさわしくない、ということが判断できれば、トレードを見送るということも厭わないです(もっとも、トレードを見送るという決断ができるかどうか、ということが一番難しいのですが)。 そのため、ファンダメンタル分析や経済指標の結果から、仕掛けをしたり手じまいをしたりする、ということは全くありません。 要するに、テクニカル分析のみに集中してトレードを行っております。 ファンダメンタル分析を取り入れない理由 知人のトレーダーとトレーディングに関する談義をすることがありま … [Read more...] about 熟練トレーダーになるための思考法 テクニカル分析を重視する理由 その1
手法
熟練トレーダーになるための思考法 マネーの軌跡をたどる
相場は欲望や恐怖の感情に基いている 前回の項目で、熟練したトレーダーはチャートで取引することについて説明いたしました。 相場における値動きというものは、利益を出したい「欲望」と損失を出したくない「恐怖」との感情に基づいています。 マーケットアナリストが、いかに現在の状況は底堅いと言っていたとしても、値が下がり続けている事実があるのなら、相場においてはそれが真実なのです。 ひどい話ですが、底堅いと言っているアナリストですら、自身のトレードでは手じまいしている可能性すらあります。 つまり、値動きの軌跡を示しているチャートこそが、マーケットにおいて真の参加者は誰なのかを示している唯一の指針です。 マーケットの参加者がどういった行動をしているかをつまびらかにするツール、それがチャートです。 チャートは嘘をつかない このよ … [Read more...] about 熟練トレーダーになるための思考法 マネーの軌跡をたどる
トレンドライン ブレイクアウトの注意点
トレンドラインのブレイクについて 高値安値のブレイク、ボックス、ペナントなど、様々なトレンドラインのブレイクについて説明してきました。 どれもトレーディングの勝率をあげるためには、正しく理解して正しく活用することがとても大事になります。 しかしながら、ブレイクアウトの知識を正しく理解いていたとしても、自分自身のトレーディングプランが定まっていないがために、相場の状況によっては誤った使い方をしてしまうことがあるのです。 絶対にしてはならないこと ここからが大事なお話になるのですが、ブレイクアウトによるトレードで絶対にしてはならないことがあります。 それは、トレードを早まってポジションを保有してしまうということです。 どういうことなのか、目で確かめた方がわかりやすいでしょうから、図で確認してみましょう。 … [Read more...] about トレンドライン ブレイクアウトの注意点
トレードに適した状態とは? ~4つの局面~
相場の4局面 トレードの成否に不可欠な認識があります。 当たり前のようですが、 現在の状態を把握することです。 それは状態により、 仕掛けるタイミングが違うからです。 まずは4つの局面を理解しましょう。 複数時間分析による状態把握 状態把握の方法としてマルチタイムフレーム分析(複数時間分析)が有名です。 しかし裁量トレードでマルチタイムフレーム分析を活用すると、迷いの原因になり得る事に注意しましょう。 大きな方向にタイミングを合わせる事は重要なことです。 しかし迷う原因として作用するなら、思い切ってシンプルに分析したほうがおすすめです。 よくありがちな事例ですが、通常のトレードと違う時間軸にずらしてしまうことが知られています。 同じタイムフレームにおいて7~8割ほどは揉み合い(レンジ … [Read more...] about トレードに適した状態とは? ~4つの局面~
移動平均線 ローソク足との乖離によるトレード
トレーダーの性格によりスタイルは違う 移動平均線のおすすめ使用方法の項目で、具体的にどの地点でポジションを持ち、そして手じまいをするべきか説明させていただきました。 その項目での内容は、移動平均線を用いた手法の内のほんの一つです。 トレードスタイルは、トレーダーごとに様々です。 様々となる原因としては、トレーダーの性格の違いによることが大きいです。 ポジションを保有したら、モニタを常に見ていないと気が済まないという方もいる反面、コーヒーを飲むために席を離れてしまう方もいます。 つまり、自分自身が最もストレスを感じないトレードスタイルを見つけ出すことが、資金を増やしていく近道となります。 前置きが長くなりました。今回は比較的ポジションの保有時間が短い方のための手法となります。 図①は、ドル円5分足です。 … [Read more...] about 移動平均線 ローソク足との乖離によるトレード