最近ではコンピューターの普及によってマーケットが変化したと耳にしますが、本当でしょうか。
確かにスプレッドや手数料などのコストは安くなり、注文はボタンひとつで出来るようになりました。
究極は自動売買のプログラムによってもたらされるマーケットインパクトなどでしょう。
しかし実際の本質的なことはあまり変わってはいないようです。
例えばトレーダーの勝敗率は依然として20対80に近いようですし、30年前のチャートと比較しても特徴的なパターン(ダブルトップなど)はほとんど変わらないようです。
よく言われる「人間の性質が変わらない限りはマーケットに変化はありえない」のは真実なのかもしれません。
そう考えるとマーケットへの有効なアプローチも依然として変わらないようです。
結局のところはチャート上に現れる人間のセンチメントを理解することにあるようです。
教材などの分析方法にも目新しいものが次々に出てきますが、販売ページなどで惑わされないように気をつけましょう。