ジャストレートを理解しよう
FXでは市場参加者が意識している価格というものがあります。
00ラインと50ラインです。
これは下3桁が000になったところが00ライン、下3桁が500の価格が50ラインです。
ドル円だと105.000が00ラインで105.500が50ライン、ユーロドルだと1.15000が00ラインで1.15500が50ラインになります。
長期足、中期足、短期足すべての時間軸で意識される価格になるので、サポートラインやレジスタンスラインになることが非常によくみられます。
サポートラインとは支持線のことで、下で支えられているラインのことです。
レジスタンスラインは抵抗線のことで、上で抵抗しているラインのことです。
ボックスパターンの上限はレジスタンスライン、下限はサポートラインということになります。
ジャストレートはサポートにもレジスタンスにもなりえるラインで、レジスタンスとして機能していたラインを抜けた後はサポートラインとして機能するということがよく起こります。
反転する●●の心理を探る
それではジャストレートの心理をみていきます。
基本的にはボックスパターンの心理と同じですがボックスパターンよりも厚みがあるラインと言えます。
まだボックスパターンの記事を読んでいな方はこちら
市場参加者がみんな意識するラインなので、通常のボックスパターンよりもたくさんの売買が行われます。
買い方は「00は超えるだろう」、売り方は「00は抜かれない」という考えのもと売買を行います。
たくさんの売買が行われるので価格は抜けたと思ったら戻されたり、いったりきたりを繰り返します。
つまりダマシが非常に多く発生するポイントとなります。
チャートは111.500円を抜こうとしています。
見るとわかると思いますが本当にいったりきたりします。
ジャストレートのストラテジー
このジャストレートでは、「なるべくトレードしないこと」が一番良い選択になります。
トレードを行う場合のアイディアとしてダマシが多く発生するという特徴を活かして「ブレイクアウトのダマシで仕掛ける」という方法もあります。
ただし、ブレイクアウトが本物だった場合、価格は大きく動くため必ず損切りを行わなければなりません。
確実に損切りができる人はこのトレードを試してみても良いかもしれません。
勝ちやすいパターンはこちらをどうぞ