絶体絶命!トルコリラ!
2018年8月10日、1日で20%超も下落して、トルコリラが過去最低の価格帯に突入しました。
金融市場はリーマンショックの時のように通貨危機になるのではないかと考えられ、株式市場でも株価が大きく下がりました。
〇トルコリラ円のヤバさをチャートで見る。
2013年以降はほとんど下がりっぱなしですね…。
これは損している人が大勢いるのではないかと思います。
なぜかというとトルコリラは金利が高い通貨なので、基本的に「買い」で入ることが多いからです。
俗にいうスワップポイント狙いですね。
一応保有している限りスワップポイントは入るので、下がっていても売るに売れない状況
になっているのだと思います。
動画で解説してみました!
なぜ下がり続けるのか?
下がる理由はいろいろな要因があります。
・テロが頻発
・エルドアン大統領の動向
・高インフレ率
などの理由があります。
なかでもエルドアン大統領はアメリカ、ヨーロッパとの関係を悪化させ、更にトルコ中銀には利下げを要求するなど通貨安をどんどん招いています。
こんな感じなので、大統領が代わればもしかすると通貨も上昇するかもしれません。
なぜ高金利なのか?
トルコリラの金利は2016年11月から8.0%でしたが2018年6月に17.75%になりました。
この金利は他国で金利が高いと言われている豪ドルの1.5%、南アフリカランドの6.5%よりもはるかに高く、超高金利通貨といえます。
ではなぜこんなに金利が高いのでしょうか?
2つの原因があります。
・インフレ率が高くなるのを防ぐために、流通している通貨を銀行に集めるため
・経済的な面から、外貨を得なければいけないため
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]トルコリラが復活するためには[/chat]
大統領がアメリカ、ヨーロッパとの関係を改善することが重要だと思います。
その他には国の安全度や格付けでのランクが上がれば買われていくのではないかと考えられます。
あなたのトレードにルールはありますか?
もしもトルコリラ通貨を取引されているのなら、今すぐトレードルールの見直しが必要かもしれません。
未曾有の状況を好んで取引するのは、とても危険な賭けになります。
テクニカル分析は過去の統計を分析することで、確率の高い取引を行います。
安心して勝率の高いトレードを行うために、過去のチャート検証をおすすめします。