ボリンジャーバンドを実践で活用する方法 ボリンジャーバンドとは、の項目において、最後にご説明しましたばらつきのお話の続きです。 グループA(40、45、50、55、60)、グループB(30、40、50、60、70)それぞれにおいて、65という数字はどの程度特異な数値かを考えます。 Aグループは2σ≒14.2ですので-2σ~+2σの範囲は35.8~64.2、Bグループは2σ≒28.2ですので-2σ~+2σの範囲は21.8~78.2となります。 この分散の考え方を用いるとき、理論上-2σ~+2σの範囲に96%の分布が収まります。 つまり、65という数値はグループAでは4%という特異さ(トレンドの発生)で、グループBでは96%の範囲内に収まるもの(レンジ相場)と判断できるのです。 さて、ここまで理解していただいたうえで、トレン … [Read more...] about ボリンジャーバンドの活用術
ボリンジャーバンド(σバンド)とは
ボリンジャーバンド(σバンド)について ボリンジャーバンドとは、つまるところ移動平均線の一種です。 移動平均線は、トレンドフォロー型のトレードに役立つインジケーターです。 これは絶対に伝えなければならないと思い、最初に書かせていただきました。 と言いますのも、間違ったボリンジャーバンドの使い方をされている方が多いためです。 テクニカル指標を正しく使う チャートを活用してトレーディングを始めて数か月経つけれど、いまいち勝率が上がらない。 なので、みんな表示させているみたいだしボリンジャーバンドを使用する。 このように、なんとなく表示させてトレードしてしまうと、移動平均線だけで勝負していた時より勝率が下がり資金を減らしてしまう方が多いです。 テクニカル指標は正しく理解し正しく使われなくては無意味 … [Read more...] about ボリンジャーバンド(σバンド)とは
移動平均線を複数表示させる理由
トレードの勝率を上げる これまで移動平均線をご説明する上で、すべて移動平均線を3本表示させておりましたが、その理由には特に触れてはまいりませんでした。 今回は、移動平均線を複数表示させることでわかること、またそれによりどのようにトレードの勝率を上げるのかについて述べてまいります。 トレーダーの中には、過去の取引傾向から自分自身に最もマッチした本数の移動平均線1本だけを用いる方もいます。 その場合、例えばローソク足がその移動平均線を下にクロスしたときをシグナルに使うなど、シンプルなトレードになります。 そのような手法で資金を積み上げてきた方もいることは事実ですし、トレーディング手法の正解は一つとは限りません。 インジケーターを選ぶコツ 大事なのは、ご自身が用いるインジケーターの意味を理解していることと、そ … [Read more...] about 移動平均線を複数表示させる理由
移動平均線の本数を設定するポイント
自分に合う時間軸を探る 自分に合った期間のトレードスタイルでトレードを行うことは、勝率をあげるためには必要なことです。 トレードに対するストレスを軽減してくれるからです。 そのような環境を作ることは、繰り返されるトレードののちに資金を残すためにとても重要なことです。 ところで、今まで移動平均線について説明してきましたが、ある程度トレーディング経験のある方でしたらお気づきかと思いますが、それは移動平均線を形成するための本数の条件が全て同じだったということです。 図①は、移動平均線ローソク足との乖離によるトレードで紹介したドル円5分足です。 そして、図②も全く同じ条件のローソク足の5分足です。 図①は、ローソク足がそれぞれ5本25本75本の三種類の移動平均線です。図②は、ロー … [Read more...] about 移動平均線の本数を設定するポイント
移動平均線 ローソク足との乖離によるトレード
トレーダーの性格によりスタイルは違う 移動平均線のおすすめ使用方法の項目で、具体的にどの地点でポジションを持ち、そして手じまいをするべきか説明させていただきました。 その項目での内容は、移動平均線を用いた手法の内のほんの一つです。 トレードスタイルは、トレーダーごとに様々です。 様々となる原因としては、トレーダーの性格の違いによることが大きいです。 ポジションを保有したら、モニタを常に見ていないと気が済まないという方もいる反面、コーヒーを飲むために席を離れてしまう方もいます。 つまり、自分自身が最もストレスを感じないトレードスタイルを見つけ出すことが、資金を増やしていく近道となります。 前置きが長くなりました。今回は比較的ポジションの保有時間が短い方のための手法となります。 図①は、ドル円5分足です。 … [Read more...] about 移動平均線 ローソク足との乖離によるトレード