管理人のなかまるです。
ご覧いただきありがとうございます。
今回テーマは、トレードに対する心得のようなものです。
とても重要なテーマなので参考になるお話をひとつ引用いたします。
~マーケットの魔術師 ジャック・D・シュワッガー著~
パンローリング株式会社発行より
・著者であるシュワッガーはトレーダーであるエド・スィコータへのインタビューを終えて以下のように述べられています。
私にとって個人的に一番印象的だったコメントは、「皆、相場から自分の欲しいものを手に入れる」というものだった。スィコータが最初にこれを発言した時、私は彼がふざけているのだと考えた。しかしすぐに彼が非常に真剣であるということがわかった。このコメントに対する私の反射的な反応は不信だった。
ほとんどの敗者は負けたがっている、そして目標に到達できない勝者(私自身のように)は、成功を限定してしまうことで、その個人の内面にある何かを満足させているというのである。
理解するのにはあまりに難しい定義である。
私の厳格な論理的思考では通常それは受け入れがたいものだが、尊敬するスィコータの「誰もが相場から自分の欲しいものを手に入れる」という相場と人間についての非常に刺激的な考え方は、ひょっとすると真実かもしれないと思わざるを得ない。
人がトレードに向かう一番の理由は?
・トレードで成功したい
が初めに考える理由だと思います。
もう少し具体的に言えば
・お金もちになりたい ・返済が楽になりたい ・良い暮らしをしたい
あるいは
・友人に一目置かれたい ・親に喜んでもらいたい ・世界中を旅行したい
などかもしれません。
しかしトレード中に沸き起こる突発的な感情はより強烈です。
トレードを行なっている動機よりもこの瞬間に感じる衝動のほうが強いのです。
・なんとしても負けを取り戻してやる
・寝る時間だけど調子が良いからもう少し頑張ろう
・このままチャートを見ないで損切りは明日また考える 事にしよう
・寝る時間だけど調子が良いからもう少し頑張ろう
・このままチャートを見ないで損切りは明日また考える 事にしよう
などの場面を経験した事があると思います。
もしかしたらその原因は
・会社で同僚との問題が生じてストレスを抱えている
・金銭面が切迫した状況である
・今日の仕事中の不満が脳裏によぎる
・家に帰ると夫婦仲の不満が生じる
・金銭面が切迫した状況である
・今日の仕事中の不満が脳裏によぎる
・家に帰ると夫婦仲の不満が生じる
などが無意識層に働いているのかもしれません。
強烈に感じる突発的な無意識からの感情は、人によってはトレード行為そのものによって日常を忘れさせる刺激として作用しているかもしれません。
トレードで継続して勝ち続けるポイントは、結局のところトレードを行なう動機を明確化して、意識と無意識の調和をする事が大事だと思います。
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