トレードスタイルの選択について 私のトレードは、トレンド系、オシレーター系テクニカル指標の分析を軸としています。 そこから得られた情報を活用し、ポジションを保有するのかポジションを整理するのか、その判断をいたします。 もしくは、今の時間帯はトレンドフォロー型のトレードをするにはふさわしくない、ということが判断できれば、トレードを見送るということも厭わないです(もっとも、トレードを見送るという決断ができるかどうか、ということが一番難しいのですが)。 そのため、ファンダメンタル分析や経済指標の結果から、仕掛けをしたり手じまいをしたりする、ということは全くありません。 要するに、テクニカル分析のみに集中してトレードを行っております。 ファンダメンタル分析を取り入れない理由 知人のトレーダーとトレーディングに関する談義をすることがありま … [Read more...] about 熟練トレーダーになるための思考法 テクニカル分析を重視する理由 その1
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その2
トレードのロジックはシンプルでも十分なのか? 前回の「その1」では、一目均衡表の基準線、転換線、この2本だけを用いたトレード手法を解説いたしました。 トレード手法は、トレードに参加している人の数だけ存在すると言っても過言ではないほど様々です。 しかし、資金を積み上げるために必要な手法とは、シンプルで誰にとってもわかりやすいものであるべき、そう私は考えます。 シンプルではないトレーディング手法を用いることが間違いということではありませんが、その場合は仕掛けや手じまいのプランをより詳細に設定しなければなりません。 そうでないのなら、相場の状況次第で自身のトレーディングプランの軸がずれてしまい、予期せぬ損失にみまわれてしまうでしょう。 先行スパンを付け加えてプランを立てる さて、前回は一目均衡に慣れ親しんでもらう … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その2
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その1
一目均衡表を深く理解すれば活用できる 一目均衡表とはどのようなものなのか、2度にわたり説明いたしました。 今回からは、実際のトレードでどのように活用するかを解説してまいります。 私が実践で活用しているということもあり、一目均衡に関しては深い話になります。 理解するには難しいと感じるかもしれません。 ですが、何度も記事をお読みいただいて、皆さまにとってどの手法が最適かご検証いただき、ご自身のトレードの助けとしてください。 では早速、図①ドル円日足のチャートをご覧ください。 これは以前「一目均衡表とは」の項目で紹介したチャートです。 このチャートでは、転換線から基準線、先行スパン上限下限、遅行線まで全5種類のラインを表示させています。 がしかし、トレード歴の浅い方にとって、このチャートからどこで … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その1
トレードに対する心構え 学習コスト その2
忘れてはいけないトレードの本質 さて、「学習コスト」の項目、前回の続きです。 久しぶりに読んでいただいた方もいらっしゃると思いますので、こちらの図①ドル円日足チャートをもう一度ご覧ください。 ただ、プランは所詮プランです。プラン通りにトレードができるかどうか、それが非常に大事なことです。 特に地点DのようにMA75を割ってローソク足が終了した時点で手じまいをする、といったプランの場合、損失を抱えた状態で手じまいとなります。 ところで、トレードにチャレンジしようと思ってトレーディングを始めたとき、皆さんは何を考えて始めたのでしょうか? 損をしたくてトレードを始めた、などという方はほとんどいないはずです。 皆さん一様にご自身の資金を今以上に増やしたくて、トレードをし始めたはずです。 けれども、損切りをしなくてはならな … [Read more...] about トレードに対する心構え 学習コスト その2
トレードに対する心構え 学習コスト その1
熟練したトレーダーになるために 熟練したトレーダーになるためには、トレードの回数をこなした分だけ、資金の量は右肩上がりになっていなければなりません。 信頼できる書籍や商材から情報収集はトレーディングスキルを向上させるためには不可欠、ということは以前にも述べさせていただきました。 加えて、トレードに関する学習不足の状態や具体的なプランが確立されていない状態で、多額の資金を使ってトレードすることもしてはいけません。 では、実際の資金を投入しないで行うデモトレードをたくさん経験したら、トレーダーとしてのスキルは上昇していくのでしょうか? 答えは、ノーです。 デモトレードの価値はあるの? 所詮、デモトレードはデモにすぎないのです。 実際に資金を使いトレードしてみると、利食いのタイミング、損切りのタイミングに大きな差が出ます。 デモ … [Read more...] about トレードに対する心構え 学習コスト その1