雲の表示は実践でどう影響するの? 「転換線、基準線を表示させたチャート」と「転換線、基準線に先行スパン付け加えて表示させたチャート」とでは、トレーディングにどのような差異があるのか、今回はこの案件について比較検証いたします。 早速ですが図①、②のチャートをご覧いただき、見比べてください。 図①「転換線+基準線」のトレードでは、利食い1回1210pipsに対し、損切り3回の計240pips、差益は970pipsでした。 対して、図②「転換線+基準線+先行スパン」のトレードでは、利食い1回1050pipsに対し、損切り1回210pipsで、差益は840pipsでした。 図①、図②のトレードにどのような違いがあったのか、それを解説する前にお伝えすることがあります。 それは、表示させるテクニカル指標が多ければ多いほど … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その5
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その4
トレンドの強弱を把握していますか? 前回「その3」では、文章の最後に不要だったトレードの答えだけを示した形になってしまいました。 今回はその答えに対する解説をさせていただきます。 まず、図①をご覧ください。 トレード①、②、④が不要なトレーディングだと感じた方、直感による結果としても、理屈で考えた末の結果としても、非常に良い感覚を持ち合わせておられます。 現在の相場のトレンドは強いか弱いか、それを確認できなければトレンドフォロー型のトレードは不可能です。 一目均衡表でトレンドが弱い状態を知る 図①では「先行スパン」と「転換線、基準線」とで挟まれた範囲を、茶色の矢印で示しました。 この範囲にローソク足が含まれている、またはローソク足が触れている状態というのは、これまでの価格をなぞっているため … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その4
様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その3
前回の質問は分かりましたか? 「一目均衡表の活用法その2」の最後に、ひとつ問題を出させていただきました。 今回はその答え合わせをさせていただきます。 まず答え合わせの前に、図①のチャートをご覧ください。 ローソク足が雲に触れている、または雲に完全に含まれている状態とは、トレンドが弱い状態である、ということは前回ご説明したとおりです。 この図①では、雲に突入したローソク足にマーキング(紫色の枠)いたしました。 このローソク足以降のある程度の期間は、トレンドが弱くなりがちです。 実際の値動きも、ローソク足が雲へ突入した後はレンジ相場となり、値動きが明らかに弱くなりました。 雲の中ではどうするべきか? さて、雲への突入後は、ローソク足が再び雲の外側に抜けたことを確認してから売買を行わなくてはなりません … [Read more...] about 様々なテクニカル指標 一目均衡表の活用法 その3
トレードに対する心構え トレードに必要な資金 その1
資金管理の考え方 株式や為替のポジションを保有するためには、資金が必要になります。当然のことすぎて、そんなことはわかっていると言われてしまいそうです。 しかし、その資金、副業トレーダーであれ専業トレーダーであれ、実際にいかほどの資金を要するものなのでしょうか? 今回は、トレードのための当初資金や運転資金について解説いたします。 まずは当初資金について。以下のような場合で想定してみましょう。 トレードの種類は「FX」通貨ペアは「ドル円」レバレッジは「25倍」を選択するとします。 1ドル112.500円ならば、証拠金は1枚(10,000ドル)あたり45,000円が必要です。 10枚でトレードするなら、45万円ですね。 ということは、10枚でトレードしつづけたい場合、45万円用意すればいい、というように考えた方 … [Read more...] about トレードに対する心構え トレードに必要な資金 その1
熟練トレーダーになるための思考法 テクニカル分析を重視する理由 その2
金利政策発表のインパクトについて 早速ではございますが、図①ドル円日足チャートをご覧ください。 2014年10月31日は、日本銀行による「量的・質的金融緩和の拡大」が発表された日です。 【中央銀行による金利政策の発表】が為替市場に大きな影響を及ぼすことは前回述べたとおりですが、今回は日本円の金融緩和が実施されたということですので、日本円の出回る量が市場で増加することになります。 日本円が市場にたくさん出回ることになると、他国の通貨に比べて日本円の価値は相対的に下がります。 よって為替相場では、ドル円、ユーロ円など、円の絡む通貨ペアは、円安方向に進むというのがセオリーです。これは、ファンダメンタル分析を中心にトレードされている方であれば、当然の知識として持ち合わせていることです。 金利政策発表後のチャート ファンダメンタル分 … [Read more...] about 熟練トレーダーになるための思考法 テクニカル分析を重視する理由 その2